サラリーマンの歌

(ブルーハーツ「TRAIN-TRAIN」のメロディーで)

週末に向かって走るあの電車に乗って行こう

社長の頭蹴飛ばしてあの電車に乗って行こう


無意味な仕事が夕暮れ さらに仕事を生んでいく

なんとか全てをこなせば 終電が闇に消えてく

休める休みが欲しくて 酔えない酒を飲みまくる

本当の愚痴を聞かせておくれよ


ここは学校じゃないんだ かといって牢屋でもない

昇進ばかりじゃないけど クビになるばかりでもない

自分勝手な役員の 機嫌を取らなきゃならない

みなに頭を下げながら 数字に追いかけられてる


休める休みが欲しくて 休む間もなくどやされる

残業の分も払っておくれよ

解  説

一週間の途中で、「あー早く休みこねぇかな」と思った時、”週末に向かって走る・・・”と口ずさんでいた。せっかくなので、この後の歌詞も考えてみることにした。頭をひねって書いてみると、改めてサラリーマンは悲しいな、と思ってしまった。ロックンローラーの乗る列車は栄光に向かって走るけど、サラリーマンの乗る電車はせいぜい週末(休み)に向かって走るだけである。

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